膵炎

絶飲食3日めと回復の証し

食べられないことが更に辛く。テレビは頻繁に食べ物が映るので、見ることができず。うつらうつらすると食べ物の夢ばかり見るのです。目を閉じると思い浮かぶのは、色とりどりのケーキが並ぶショウウインドウや、お料理がずらり並ぶバイキングの光景。食べ物…

3月23日(金)

浮腫みがひどく、手の指はもこもこに太くなり、膨らんだ顔はすっかり別人に。浮腫みのチェックというのは、アキレス腱の辺りをきゅっと摘まんでするのですね。不思議と足にはまったく浮腫みが出なかったので、看護婦さんに、「こんなに顔が浮腫んでしまって…

絶飲食2日め

この日は体調がよかったこともあり、食事ができないことが辛く感じるように。点滴のおかげで、喉の渇きや空腹感というのはまったく感じないのですが、心が辛いのです。病院では通常三食きちんと病院食が出ます。周りの人たちは皆、食事が運ばれてくる。食事…

3月22日(木)むくみ

この日は腹痛も吐き気も治まり、昨日よりは快調。いつもの測定諸々の他、午前中に、腹部と胸部のレントゲン。 主治医のI先生から病状についての詳しい説明が。最初の血液検査の時、通常42〜127であるべきアミラーゼという消化酵素の数値が、4071もあったのだ…

救急車の乗り心地

入院をいたしました日に救急室で聞こえてまいりました、看護師さんの会話。 「忙しくてびっくりでしょ?今日はちょっと多いわね。みんな遠くから来るのよね。横浜からとか、埼玉からとか。大変よね。救急車に乗ったことある?救急車ってすごく揺れるのよ。あ…

お見舞い

この日のお昼過ぎ、母と娘が必要なものを持って駆けつけてくれました。トイレに行く以外の移動は全て車椅子。入院のための何の準備もなく、売店に買い物に行くこともできない状況での家族の見舞いというのは本当にありがたいもの。特に母には、仕事もありま…

3月21日(水)検査、検査、そして検査

病院の朝は早く6時起床。 病室の照明が点灯するとすぐに諸々の検査が始まり、検温、血圧、脈拍、血中酸素、体重の測定、そしてたっぷりの採血。今回入院いたしましたT病院では、入院決定と同時に左手首にバーコード付きのホワイトバンドが付けられ、諸々の検…

病室へ

家族に連絡をしてもいい、との許可が出ましたので、急ぎ娘と母に、病名と緊急入院することだけを携帯から電話。すぐに看護師さんから「お迎えですよ」と声がかかり、車椅子で病室へ。この時、母との電話を、「あ、お迎えがきちゃったから。じゃあね。」と言…

緊急入院

ここで、この後私の主治医となります、I先生が登場。 I:「膵炎であることは間違いないです。お酒、かなり飲むでしょう。」 e:「いえ、それほどでも」。普段飲んでいる量を説明しますと、 I:「その程度ではこうはならない」 e:「このところ、仕事が忙しか…

エコー・CT・レントゲン

暫くいたしまして、当直医が血液検査の結果を手にまいりまして、「痛みますか?これは痛いはずですね。血液検査の結果、膵臓が炎症をしていることを示す数値がものすごーく高いんですよ。」と。「ちょっとエコーの検査をしますね。」とお腹にゼリーを塗られ…

3月20日(火)腹痛

朝から食欲がなかったのですが、何か少しは食べなくては、と納豆ご飯を一杯、なんとか食べて出社。仕事をしながらも、みぞおちの痛みは少しずつひどくなり、6時に退社する頃には思わず誰もいない事務所の床に横たわって激しい痛みをやり過ごすほどに。娘に「…