3月22日(木)むくみ



この日は腹痛も吐き気も治まり、昨日よりは快調。いつもの測定諸々の他、午前中に、腹部と胸部のレントゲン。
主治医のI先生から病状についての詳しい説明が。最初の血液検査の時、通常42〜127であるべきアミラーゼという消化酵素の数値が、4071もあったのだそうです。が、その数値もこの日までに順調に1691まで下がってきているとのこと。よかった。
そして、先生はグラスを持った手をくいくいと動かすしぐさをしながら、「こんな数値悪い人、めったにいないから。いい?禁酒ね、禁酒」。その目には、3%の(また飲んでしまうのではないか)という疑いと、2%の(そうなると再発してしまう)という危惧が含まれているように感じられまして。
数値はよくなってきたとの話でしたが、この頃から顔や手に強い浮腫みが出始めます。炎症を起こした膵臓や血管からしみ出してしまった水分が体内に溜まってしまうからとのこと。膵臓の周りにもいっぱいお水がしみ出てきているのだそうな、恐ろしや。これがきっと腹水というものなのね。(覆水盆に反らず、腹水は…膵に返らず?うーん、今ひとつね)などと、相変わらずのん気なことを考えておりましたが、この状態の時に大量に点滴をしないと、体は水浸しの状態にも係わらず、脱水症状を起こしてしまうのだそうです。ひたすら、点滴、点滴、点滴、トイレ、点滴、点滴、点滴、トイレ、の一日。