2004-01-01から1年間の記事一覧

スパケッテー

「次回の旅行はスパに決定ね、記念ランチよ!」などという、おばさまギャグが脳内を駆けめぐった、こちらのポスター。初台、オペラシティのレストランで。スパケッテーランチ。一度いただいてみたいような。

南海電鉄

今回の旅行では、所用で大阪の堺にも足を伸ばしまして。初めて乗りました、南海電鉄。なんだかちょっとリモワのスーツケースに似ておりませんでしょうか。 そういえば、南海電鉄のホームで電車を待っております時に、流れる放送が、どこか他とは違う、と思い…

総本家 ゆどうふ 奥丹

南禅寺の横。ちょうど食事時に通りかかりましたので「奥丹」で湯豆腐をいただいてみることに。 20分ほど行列し、通されましたのは一階の大きなお座敷。お茶をいただきながら一息ついた頃、少し離れた、ちょうど通路のような席に案内された女性二人組が、窓際…

京都

「今日が京都の紅葉の見頃です」とニュースで伝えられた、まさにその日に京都へ。幼稚園から小学校の低学年にかけて奈良に住んでおりましたので、その頃はよく京都へも連れて行ってもらっておりましたが、関東へ移りましてからは、中学の修学旅行にも参加い…

coffee choco

神戸。南京町から北野まで、たっぷり散策。写真右は知人に教えていただきました、三宮、樽珈屋(たるこや)季節限定のコーヒーチョコ。これがまた美味しいこと。やや子鹿のなにやら風の外見ではございますが、口溶けのよい、良いお味のチョコレートの中には…

トアロード デリカテッセン

神戸の街を訪れましたのは、実に15年ぶり。土地勘のないままに、あれこれお店を冷やかしながら散策しておりましたら「あら、もしかしてここはトアロード?では、あの、あのデリカテッセンがあるはず!」。通りがかりの方に場所を伺い、坂を少し下ったところ…

無限の中の一つ

一階ずつ階段を下りながら各フロアを見学。ドイツメルクリン社製HOゲージジオラマの精巧さに見入り、スイス、ネフ社の積み木で遊び、ブリキのおもちゃを懐かしみ。どの作品も美しくて。でも目移りしてしまって、とても一度では全ての作品をじっくりと見せて…

有馬玩具博物館

御所坊から歩いて数分の所にございます「有馬玩具博物館」。御所坊のスタッフの方が「玩具博物館はああ見えてもすごいんですよ。世界に誇れる展示品の数々で、特にからくり人形はとても貴重な、面白い作品がたくさん集められているんです。今はサンダーバー…

「旬重」

ご飯、美味しゅうございました。おみおつけ、美味しゅうございました。香の物、美味しゅうございました。 一口、ご飯をいただきました時には、あまりの美味しさに目を閉じて絶句。カウンターの中で、湯気を噴いております竈で炊かれたばかりのご飯。まずはご…

花小宿

至れり尽くせりの御所坊からは一転、こちらは「おかまいしませんので、どうかお好きにくつろいで下さい」という、たった9室のこぢんまりとしたホテル。チェックイン時に部屋代はお支払いで、ホテル以外の食事は好きなところでとってもよいシステム。フロント…

送り状

御所坊の心遣いは、このようなところにも。身軽に帰るために宅急便で荷物を送ったのですが、その箱に貼られておりましたこのシール!お陰様で、あまりの美味しさにホールで買い求めてお土産に送りました黒豆のタルトも、少しも形が崩れることなく無事にとど…

お食事

お食事は全てお部屋食。こだわりと心遣いの御所坊。お食事も普通の温泉旅館のお料理とはひと味もふた味も違います。例えば写真は朝食なのですが、右手の箱に入っておりますのはお出汁も炭火で温められ熱々で供される黒豆の湯豆腐。その隣には湿気ないように…

柵の向こうは?

有馬の湯は「金の湯」と呼ばれているのだそうですが、実際には塩分の強い鉄錆色のお湯。湧き出た時は無色。空気に触れると酸化して色が付くのだとか。 御所坊のお風呂「金郷泉」。写真ではちょっと分かり難いかと思いますが、このスロープを下り、やはりまる…

弾かれる事のないピアノ

ライブラリーに古いグランドピアノが置かれておりましたので、スタッフの方に演奏される事もあるのか聞いてみましたところ「建物が木造で、弾くと館内中に響き渡ってしまうため、残念ながら演奏される事はありません。きちんと調律はしているのですが」との…

ライブラリー

御所坊での更なる嬉しいサービス。雑誌にの撮影などにもよく使われるという、立派な調度のたいへん居心地の良いライブラリー。こちらで夕食前はハッピーアワーとして飲み物や軽いおつまみが。夕食後にはアフターディナーサービスとして香りのよいコーヒーが…

陰影礼賛

通されましたのはこちらのお部屋。齢を重ねる事によって生じる諸事情により、年々薄暗さを好むようになってまいりましたこの身に心地よい、「陰、影」の美しさを感じるお部屋。家具調度は吟味して選ばれ美しく、座椅子の横には枕にも背当てにもなるクッショ…

迷路と休息所

さて、宿へ戻りお部屋へ。増築を繰り返しましたのか、館内はやや迷路のよう。その至るところに、このような、本を読む、煙草を燻らせる、あるいは好みの音楽を静かに楽しむことのできるコーナーが設けられております。

揺れるはロープウェーと乙女心

そう、驚いたといえば六甲有馬ロープウェー。ちょうど風が強くなり始め、動き始めてすぐに乗務員の方が「本当はもう止めちゃってもいいぐらいなんだけどねぇ」という揺れよう。そういう事は動き始める前に言って下さいませよ。まだ、人がたくさん乗っていれ…

送迎車

お部屋に入る前、「冷えこまぬうちに、瑞宝寺公園と六甲山へ紅葉を見に行きたいのですが」と伝えますと、「はい。ではすぐに車で送迎させていただきます」との事。何という車種でしたか忘れましたが、レトロな雰囲気の黒塗りの車で、御所坊→瑞宝寺→見終えま…

お出迎え

まず宿に着きますと、すぐにテーブル席に案内され、おしぼりと暖かなハーブティーが供されます。ほっと一息。くつろぎながら、こちらでチェックインの手続きを。チェックインカウンターに立ち、こりこり書き込むのもきらいではありませんが、やはり嬉しい心…

陶泉 御所坊

有馬、良き処でございました。まずは「御所坊」。 鎌倉時代創業、谷崎潤一郎の小説『猫と庄造と二人のおんな』にも登場する有馬の老舗旅館「御所坊」。以前、知人より「とても良い旅館ですよ」と聞いてからずっと、一度訪れてみたいと思っておりました。 帰…