揺れるはロープウェーと乙女心



そう、驚いたといえば六甲有馬ロープウェー。ちょうど風が強くなり始め、動き始めてすぐに乗務員の方が「本当はもう止めちゃってもいいぐらいなんだけどねぇ」という揺れよう。そういう事は動き始める前に言って下さいませよ。まだ、人がたくさん乗っていれば重みで落ち着くのだそうですが、私が乗りました時はたったの4名。風景はよい写真が撮れませんでしたのでこちらを。
行きも帰りも同じ乗務員さん。この方が「強風によるロープウェーの危険性」を、追い風、向かい風、横風、突風などのパターン別に滔々と語るなか、風を切ってロープウェーは進みます。「突風にあおられて鉄塔に当たるのが一番怖いんだよねぇ」。それは確かに怖そうですね。六甲山頂カンツリー駅に着いた時も、ぶらーんぶらーんとしてしまう車体の揺れが収まるまで、なかなか駅に入る事ができませんでしたので、かなりの揺れだったかと。
肝心の紅葉ですが、今年の六甲山は台風による塩害の為、葉が枯れてしまい、例年の美しさからはほど遠いとの事。こちらは残念でした。