「旬重」



ご飯、美味しゅうございました。おみおつけ、美味しゅうございました。香の物、美味しゅうございました。
一口、ご飯をいただきました時には、あまりの美味しさに目を閉じて絶句。カウンターの中で、湯気を噴いております竈で炊かれたばかりのご飯。まずはご飯だけでじっくり味わい、次にお料理の塩味を各自で調節するために小皿で出されておりましたモンゴルのお塩をぱらぱらとふりかけていただき…。もうこの、お食事の最後に出されるご飯をいただけただけでも、はるばる有馬に来た甲斐がある、というもの。そう思わせるお米の味わい。
もちろん、お料理も素晴らしく。目の前で作られたお料理が、絶妙のタイミングで運ばれてまいりまして、そのどれもが、健康を考え吟味された材料を使い、丁寧に調理されたもの。一緒にいただきました「小鼓」という日本酒も、美味しいこと。
写真は夕食ですが、この「旬重」の朝食がもうもう…。やはり炊きたてご飯。梅干し、昆布煮、こんがりと焼けた魚の干物。この口当たりはなに?という茶碗蒸し。朝からご飯、おかわりしてしまいました。美味しい、美味しいと書くのが気恥ずかしくなってまいりましたが、本当に、本当に、美味しゅうございました。おご馳走さまでございました。