駅のホームで平手打ち



乃木坂といえば、先週末のこと。階段を下りておりましたら、後ろからダダダダッっと凄い勢いで外国人か日本人とのハーフかという、なかなかにかっこいいお兄ちゃまが駆け降り、追い抜いてホームへ。わあ、危ない、何事でしょう、とその姿を目で追いますと、ホームにおりました日本人のお嬢ちゃまに走りよ、ったかと思ったその時、「なんで?」という叫びと共にパシーンっとこの女の子の平手打ちが見事に青年の頬へ。おお。女の子はもう一度「なんでっ!」、と叫び平手打ち。おお。
その後、柱の陰でよく見えない位置に移動してしまいましたので、ちょっと覗いてみますと、あら、ひしと抱き合いキスをしているではありませんか。5分ほどいたしまして電車がまいりましたので、私は乗り込んだのですが、二人はそのまま微動だにせず。ふーん。
これまでの人生を振り返りましても、殿方に平手打ちをしたことは一度もございません。一度しかない人生。なるべく色々な経験をしてみたいとは思っておりますので、平手打ちも一度ぐらいしてみたいようにも思うのですが。駅のホームで、しかも平手打ちの後でキスして抱き合うというのは、とても気恥ずかしくてできそうにありません。もう、それをするには大人になり過ぎてしまった、ということでしょうか。