壊れる、壊れる



物が壊れる時というのは、往々にしてばたばたと連鎖するものでして。数日前のこと、父のノートパソコンに、「嗚呼!私はもうすぐ息絶えてしまうわ。大急ぎでバックアップを取ってちょうだい、早く。あ、もうダメ…ダメ…。」(想像にてやや補う。)との表示が画面に出た後、お亡くなりあそばしてしまったのです。
その壊れたパソコンをとりあえず一度は修理に出してみましょう、と弟が車で会社へ持って行くことに。で、一度出社いたしましてから、車内に置き忘れたそのパソコンを取りに戻った弟がなかなか帰ってこない。どうしたのかと思っておりましたら、暗い暗い声で弟から母に一本の電話が。「気分はブルーだよ」、と。何が起きたのかと訊ねますと、なんでも駐車場にとめてありました愛車が、隣接する工事現場の事故で瓦礫に埋もれてしまったのだとか。瓦礫を落とし、洗車をいたしましたら思っていたほどのダメージはなかったものの、それでも、屋根とガラスは取り替えなくてはいけないようだとのこと。買ったばかりの新車のローバー。工事を請け負っておりますのは大手の建設会社だそうで、なんとかきちんとした対応はしていただけそうとの話ですが、まあなんとも不運な。
昨日は私の携帯も壊れましたし、実家のシステムキッチンのコンロも壊れて明後日交換の予定。今週は大破壊ウィーク。