自己申告



会社の口座に入金をするために、三菱東京UFJ銀行へ。ATMに通帳を入れ、お札を入れ、数え始めたぐらいのところで、画面の表示が「お取り扱いできなくなりました。インターホンを使って係をお呼びください」と。その通りにいたしますと、出てまいりました係の方が、

係:「どうされました?」
私:「画面がこのように」
係:「はあはあ。少々お待ちください」
  (と裏へ戻るために遠ざかりつつ)
係:「入っているのは通帳だけですか?」
私:「いえ、入金をしていましたので、お金も」
係:(遠くから)「おいくらですかぁ?」
私:(え…こんなに周りに人がいるのに)「21,000円です」
係:「21,000円?21,000円ですね。少々お待ちください」
  (金額は自己申告なのかしら。もしも300万って言ったら300万になるんだったりして、ふふ。などと思いつつ待つこと、思いのほか時間がかかり5分ほど。先ほどの係の方がポケットティッシュを挟んだ通帳を手に)
係:「お待たせいたしました。すみませんでした、なんだか通帳が
    機械に挟まっちゃったみたいで。では…21,000円、でよろしいですね?」

と顔色を伺うように確認するのですよ。「だったと思うのですが…」ぐらい言ってみようかしらとも思ったのですが、面倒なことになっても困るので「はい、そうです」と。まあ1円計算が合わなくても皆さんで残業をされるという銀行のこと。そんないい加減なことはあり得ないのでしょうが、私になど聞かずとも、銀行側で確認できるものなのではないのでしょうか、と不思議に思ったのでした。