コウバコ



金沢の伯母から実家にコウバコが15杯も届くとのこと。今宵の香箱蟹祭りに備えまして、少しお勉強を。

香箱蟹(別名:子持蟹・甲箱蟹・セコ蟹・セイコ蟹)。

「香箱蟹」とはずわい蟹の雌のことで、香の詰まった箱という意味で「香箱蟹こうばこがに」と呼ばれる。子が詰まっているので「子箱」からきているという説も。大きさはズワイ蟹と比べると小さいが、身は甘味が有り、外子、内子共に絶品の美味しい冬の珍味。

蟹の茹で方

1:タワシで蟹の両面を軽く水洗いする
2:大きめの鍋に湯を沸かし、海水程度の塩を入れる
3:沸騰した鍋に、蟹を裏向けにしてどっぷり浸かるように入れる。蟹が浮く場合は落し蓋を。蟹を入れると沸騰しているお湯が一度冷めるが、再沸騰してから小で約15分、大は約20分茹でる。
4:鍋から取り出し温かいうちに食べるのが最も美味。
注意1:蟹が活きている場合は、すぐに熱いお湯に入れないで、必ず冷たい塩水から茹でる。熱いお湯に活きたまま入れると蟹が自分の脚を折ってしまいその部分から茹でた時に水が入り蟹の風味を損なってしまう。

なるほど。

絶対お薦め!漁師の食べ方【甲羅飯】

1)茹でたコウバコ蟹を捌いて蟹身・内子・外子・みそを取り出し、ほぐしておきます。
2)醤油と酢をお好みで割った酢醤油を用意します。
3)ドンブリなどの深いお皿に熱々のご飯を茶わん2杯分程入れます。
4)熱々のご飯に取り出したコウバコ蟹・酢醤油をお好みの量、を入れて適当に混ぜて下さい。
5)残ったコウバコ蟹の甲羅に4)をのせて出来上がり。
6)温かい内にお召し上がり下さい。最高ですよ!

それは“最高”そうですね!絶対に試してみます。あとは日本酒、日本酒。1本買って帰らなくては。やはり石川のお酒がいいかしらん。