銀座にパリのサロンが再現?



12月4日、東京銀座にシャネル銀座ビルディングがオープン。1階から3階は世界最大級のシャネルブティック、5階から上はオフィス、最上階はレストランになる予定。そして、その4階にシャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルド氏のデザインによるスタインウェイのピアノを常設し、最高レベルの録音装置を備えた多目的ホールができるとか。
ホール立ち上げとともに計画されたのが、無名の新人アーティストの育成。ココ・シャネルが当時無名だった才能あるアーティストたちに常に手を差し伸べ、資金提供をしていた、その精神を活かし、将来背のある若いアーティストに質の高いデモテープ作りと演奏の場が与えられるそうです。
シャネルが一年間にサポートするアーティストは、ココ・シャネルのラッキーナンバーにちなみ、香水No.5とも同じ5人。コンサート出演時には、希望があればシャネルの衣装も貸し出されるとか。今年は、すでにピアノ2人、ソプラノ1人、ヴァイオリン1人、チェロ1人が決定しており、今月30日の記者会見でお披露目されるそうです。
来年3月から、土曜日にマチネとソワレという形で、一日二公演、一回30分から40分ほどのミニコンサートを年間25日、計50回。入場無料で誰でも自由に聴くことができるそうです。シャネルが期待する新人アーティストが誰なのか、とても楽しみ。ホールがオープンいたしましたら是非、聴かせていただきたいです。
※写真はシャネル・インペリアルプラザ店の小さなウィンドウディスプレイ。