衣装合わせ



もう一月前というのに呑気なペースなのですが、今日は娘の結婚式の衣装合わせに立ち会ってまいりました。
実は、母が娘のためにと用意してある赤い色内掛がございますものですから、その色内掛でまず写真撮影。神社でのお式は白無垢。場所を変えてのレストランでのパーティーはドレス、の予定。
今日はその中の白無垢選び。白無垢というのはどれも純白で、違いは絹の品質、織柄程度かと思っておりましたが、白の色合いも色々、ポイントに赤を効かせたもの、白糸で豪華な手刺繍が施されたものなど様々。
色内掛が、これでもか、という豪華絢爛、総刺繍の華やかなものですので、白無垢はできるだけシンプルで清楚な雰囲気のものを選ぶことで、娘とも意見が一致。赤は使わず、季節にも合った桜と松の織柄のしっとりとした正絹の白無垢に綿帽子、を選んでまいりました。
今はかつらを被らず、打掛や白無垢にもまとめ髪にコサージュという花嫁姿も多いようですが、以前、ある写真館で古い結婚写真を見せていただいた折、ちょっと変わったアレンジの花嫁姿は、その時々は最先端でお洒落でも、10年、20年経った時には「こんな時代もあったわね」と笑ってしまうようなものがほとんど。打掛、白無垢など、伝統的な日本の花嫁衣裳には、やはりかつらがしっくりくるように思います。
孫もできたことですし、正直もうお式はどちらでもいいわ、と思っていたのですが、やはり娘の花嫁姿、とても楽しみです。