最高級


終業時間一時間前。校正作業をしていた社長が、「もうダメだ。限界だ。あなた、悪いけどコンビニで、最高級豚まんと、ビール買ってきてくれないかな。あ、おでんもな。」と。
最高級。そう、いつも行くコンビニエンスストアーには、中華まんにも、200円、150円、130円、105円、とランク、価格差があるのです。高級志向…(ごほごほ)、の弊社ではほぼ毎回、200円の最高級フカひれ入り「大肉包」を。ところが今日は、「大肉包」一つと、150円の「特製豚まん」一つしか蒸しあがっておりませんで。仕方がないので各一、とおでん各種と、ビールを買い求め、帰社。社長に、事情を説明しつつ「大肉包」を手渡すと、「いや、こっちでいい」、と「特製豚まん」を。「そんなあ」、「いやいい」、と美しい譲り合いの末、結局は私が“最高級”をいただきました。おご馳走さま。