獣の臭い



昨日、素敵なアドヴァイスをくださった音楽協会の女性が先週、友人10名ほどと、田舎の旅館で美味しい料理を食べ、のんびりアケビ籠編みをする、という旅行に行ってきたとのこと。最終日、地元の人が、近くの山へハイキングに連れて行ってあげる、という話になり、喜んで皆で出発。秋の山歩きを満喫していたのですが、ある時突然、動物園のような獣の臭いが漂ってきたのだそうです。それもとても強い臭いが。「熊だ!近いぞ!」。さあ大変。用意周到、ちゃんと鈴も笛も持っていたそうで、しゃんしゃん、ピーピーと鳴らしながら、きゃーきゃーと皆で大慌てで山を降りたとのこと。なるほど。熊に気づくのは、がさがさという音や、目でその姿を見て、かと思っておりましたが、気をつけていれば、鼻、でも気づくことができるものなのですね。