訴訟の国、アメリカにおけるメイク事情



今日、メイクをしていただきながら伺った興味深いお話。
ハリウッドではメイクをする時にも、女優さんの肌に直接触れるということはまずしないのだそうです。直に触れると、それだけでセクハラだと言われたり、その後肌が荒れたりすると、「手に菌が付いていたのが原因」、だなどと訴えられてしまうことがあるのだとか。ですので、スター★オブ ザ カラーのメイクも一切肌には触れないとのこと。化粧水はコットン、ファンデーションはスポンジ。これは普通ですが、ハイライトも筆で描き、筆でぼかします。少しでも肌に触れてしまいそうな時には、パフでガード。今回も唯一、額にかかった髪をはらうのに、指先がおでこに触れたぐらいでしょうか。
日本では、佐伯チヅさんを始め、“ゴッドハンド”などと、手のひらで化粧水やファンデーションを定着させる方法が広まっているというのに、ずいぶんな違い。