暖十郎



8月最初にご紹介いたしますのがこの写真、というのも少々暑苦しくて申し訳ないのですが、歌舞伎がお好きでいらっしゃるid:mittei-omasaさんに、是非お見せしたくて。よろしゅうございましょ?『使いすてカイロ 暖十郎』。父がどこからか出してまいりました物なのですが、有効期限が1993年となっておりまして、もう十年も寝かせてあったようです。寒い冬が巡ってまいりましても、ちょっと怖くて使えないかもしれません。


Andras Schiff



今日のBGMはアンドラーシュ・シフモーツァルト。知的で端正で心地よい演奏。大好きなピアニストの一人です。

これもまた昔々の話で、記憶があやふやなのですが、4人のピアニストのコンサートのチケットをシリーズ通して買うといくらかお安くなるというので通しで買い、友人と一緒に聴きに行った事がございました。その4人というのが確か、ジョルジュ・シフラ、アンヌ・ケフェレック、フランス・クリダ、そしてアンドラーシュ・シフ。ピアノ好きにとっては垂涎のたいへん豪華なメンバーだったのですが、その当時の私はまだ聴く耳がなかったようで、どのピアニストの演奏もまったく印象に残っておりません。なんともったいない。まさに猫に小判。出来ることなら、時を遡って(その当時よりは少しは耳も肥えたであろう)今の私が聴きたいです。


Sergei Rachmaninov



久しぶりにラフマニノフのプレリュードなどを練習してみたのですが、やはりピアノは男性の楽器なのではないか、と。もちろん素晴らしい演奏をする女性のピアニストもたくさんいるのですが、一台でオーケストラをも表現できるというこの楽器を弾きこなすには、知力、精神力だけではなく、体力、腕力が必要。女性が筋肉むきむきになってやっと鳴らせる音を、男性はいとも簡単に響かせるのを聴くと、なんだかずるいわあ・・・と思ってしまうのです。


首都高速



以前から一度してみたいと思っている事の一つに「ラフマニノフのピアノコンチェルトを大音量で聴きながら夜の首都高を余裕で走ってみたい」というのがございまして。そう、問題になりますのは「余裕で」です。ただ「ラフマニノフのピアノコンチェルトを大音量で聴きながら夜の首都高を走ってみたい」でしたら、今夜にでも実現可能なのですが。

それにいたしましても、何故にあんなに怖い、難しい高速道路を、皆さん当たり前のように走る事ができるのでしょうか?三方から合流して三方へ分岐するような、まるでトリプルX攻撃のような複雑な車線変更はあたりまえ。防音壁で行く先が見えない急なカーブを車間距離ほとんど無しで、しかも100キロを超えるスピードで走り抜けてまいります。

どうしても首都高を使わなくてはいけない時には、事前に首都高マップを食い入るように見て、どの辺りでは、どの車線を走っていれば良いのかを、頭にたたき込んでから出かけるのですが、それでもちょっと気を抜いた帰り道など、あっと思ったら違う路線に走り込んでしまい、泣く泣く大渋滞の街中へと降りていくことに。

「きゃー、怖いー。いいの?この車線でいいの?あ、案内標識がある、読んで読んで!え?左車線?うそ。えー、入れないー・・・入れて、お願い・・・うわ、体当たりしちゃいそう・・・うっと・・・おお、入れたじゃない。間に合ったじゃないの」とずっとこんな感じですので、家族は皆、私の運転で首都高を走るのは非常事態以外は避けたいと思っているようです。さもありなん。


なぐる詩人の会 あずき豆腐のヨーグルトあえ



素光さんオススメの「あずき豆腐のヨーグルトあえ」。美味しそうです。水羊羹より、ヨーグルトと調和するのでは?とのお話。私は残念ながら、あずき豆腐という物をいただいた事がございませんで。これは探してみなくては。