蚊に刺されたら



一昨日は故あって半日都内のある神社で過ごしました。人影もまばらな深い緑に包まれた神社。この季節、そこを一人歩けば「キャー、皆様!ご馳走がまいりましたわよ」とばかりに群がってまいりますのは蚊、蚊、蚊。頑張って手で払いはしたものの、手足は虫刺されだらけ。
さて、蚊に刺された時、皆様はどうされておりますでしょうか。
これまでは私も普通にムヒなどを付けておりましたが、今年はセロテープが効く、という話を聞き試してみたところこれがなかなかに効果的。刺されてすぐにぺたっと貼りますと痒み、赤みを抑えることができるのです。
セロテープが効くなら、市販されているかゆみ止めパッチは更に効くであろうと買い求めてみたのですが、こちらは意外なことにあまり効果なし。大きめのサイズのせいかかえってかぶれてしまい、私の肌には合わないよう。
で、この日はセロテープもかゆみ止めの薬も、虫除けスプレーも持っておりませんでしたので対策を取ることができず、刺され放題。今朝はあまりの痒さに目が覚めてしまったほど。セロテープは刺されて時間が経ってしまうと効きませんし、正統派、かゆみ止めジェルを塗ってはみたもののまったく効果なし。
そういえば、43度以上の熱で蚊の毒が消える、熱々の蒸しタオルやマグカップを刺されたところに押し付けるといい、という話も聞いたことがあったので藁にも縋る思いで試してみることに。マグカップに熱湯を入れ、刺された部分に押し当ててみたところ、最初は熱さとチリチリっとした刺激があるのですが、数秒で嘘のように痒みがなくなるではありませんか。まるで魔法、素晴らしい。
危ないので子供には使えない方法ですし、体質で合う合わないがあるとは思いますが、蚊に刺された痒みが耐え難い時には、火傷に注意をしてぜひ一度お試しを。