シスターとお話



乃木坂駅のエレベーターに乗り込みますのに、ちょうどシスターとご一緒に。
乃木坂は駅の近くに、聖パウロ女子修道会がございまして、グレーの修道服をお召のシスターを多く見かけます。ミッドタウンで水花火を楽しんでいらっしゃったり、スーパーAZUMAでどっさり買い物をされたり。皆さんいつも微笑みを絶やさず、表情が穏やかで楽しそう。私も年老いたら修道女になろうかしら、などと真剣に調べた時期が実はあったのですが、強い信仰心も持たずに軽々しく検討するようなことではない、と反省を。
さて、ちょうど目が合い、微笑んで会釈をし合いました老齢のシスターは、実家に帰りますのに荷物が多く、キャリーバッグを持っておりました私に「ご旅行ですか?」、と。「いえ、これから実家へ戻ります」、「まあ、そうですか。私も来週長崎へ帰ります」、「あの、お近くの修道会の方でいらっしゃいますよね」、「はい、そうです。ぜひ遊びに来てください」、「一度伺ってみたいと思っていたのですが、誰でも訪れることはできるのでしょうか?」、「はい。夜の8時頃には門が閉まってしまいますが、それ以外でしたらいつでも。今日はコンサートが開かれています。コンサートもぜひ聴きにきてください。聖堂がとても良いんです」、「わあ、では是非一度」、といった話をずっとしながら改札まで。
11月にはバザーがあるとか。ぜひその機会に、伺ってみることにいたしましょう。