うさぎ受難 その2



さくさく、と素晴らしい切れ味のハサミで切り絵をしておりまして、はらりとスカートの上に落ちた切れ端が、が!、…うさぎの形。
あああ、なんということでしょう。二つ折りにして切り進めてまいりますハート型の教材。何かの拍子で裏の紙をハサミの刃先で押してしまい、そこをすっぱりと切り落としてしまったよう。
うーん。このような場合どうしたらよいのでしょうか。
実は、ご自身も大切な作品を、あと一息というところで切り落としてしまった経験がおありという蒼山先生に問い合わせ中。そっと裏から糊で貼るか、それともぴったり切り口を合わせて額に収めれば、目立たないでしょうか。
だんだん教材の絵が細かくなってまいりますと、切れ端も細かくなるもの。毎日お風呂に入ると、足の裏や、髪に付いた小さな黒い切れ端が浴槽に浮いて、ドキッとするのです。季節柄、小さな黒い虫さんが溺れているのかしら、と思いまして。