おでこに白菜



江戸時代の『冷えピタ』は白菜だった、のだそうですよ、びっくり。
白菜の白い部分を適当な大きさに切ると、おでこのカーブに沿ってちょうどいい塩梅の『冷えピタ』になるのだそうです。ひんやりとしてとても気持がいいとのこと。布巾などを絞っておでこに当ててもいいのですが、眠っている間にずり落ちたりすると、枕や布団が濡れてしまったりするもの。その点、この白菜冷えピタは問題なし。二枚枕元に用意をして、一枚熱くなってしまったら、もう一枚、と使うといいとのこと。本当に高熱の時には、あっという間に白菜がしおしおになってしまうのだそうです。へえええ。一度試してみようかしら。
でも、もしも突然誰かがお見舞いに来て、白菜をおでこに乗せてうんうん言っている姿を見られたら、熱で遂に脳がやられてしまったか、と心配されてしまいそう。