群馬交響楽団



ご招待状をいただき、ピアニスト2と一緒に、群馬交響楽団 東京芸術劇場公演を聴いてまいりました。
プログラムはしっとりとした秋の夜にぴったりの、ブラームスのピアノ協奏曲第1番二短調と、同じくブラームス交響曲第2番二長調。ピアニストは、大活躍であちこちでお名前をお見かけいたします菊池洋子さん。演奏を聴かせていただくのはこれが始めてで、楽しみにしておりました。
女性ピアニストがオーケストラに埋もれてしまわない豊かな音量でピアノを奏でるのはとても大変なこと。大柄でいらっしゃる菊池さんは、やや地味ながら味わい深いこのコンチェルトをオケに負けることなく立派に弾ききり、『ブラームスのトリル』など見事。ただ、やや陰鬱な気配漂うこの曲ですが、本日は何故か、すっきり、秋晴れのようなブラームス、でございました。