物を書く



ライター、物を書く人に必要な資質とは何でしょう。書くことのプロなのですから、きちんとした文章を書くことができるのは当たり前のことなのでしょうが、それ以上に、書く対象となるものに対する、強い興味、好奇心、を持てることが大切なのではないかしらと。やはり、同じものを書くとしましても、「これ凄くいい。好きだわ」、と感じている人が書いた文章と、「さて、これについて書かなくては」と書いている人の文章とでは、読み手への伝わり方が違いますもの。
たとえ、それまで興味の持てなかったものに対しても、好きだという感情を抱けるかどうか。例えるなら擬似恋愛、状況としては、「今だけでいいの、愛していると言って(by 書く対象)」、といったところでしょうか。ちょっと違うかもしれませんが、このあたりがよいライター、そうではないライターの分かれ目のような。(あ、突如脳内BGMが仰げば尊しに。なんて単純な私の脳。)
取り上げた素材に対して、あまりに愛が感じられない記事を読んで、思ったこと。