とらやのさくら展



とらや 東京ミッドタウン店で開催中の、『とらやのさくら展』。
平安時代には『花』という言葉は『桜』を意味していたほど、古くから日本人に愛されてきたさくら。和菓子のとらやには、「桜餅」、「嵐山」、「花吹雪」、など約70種にものぼる、さくらにちなんだ和菓子があるのだそうです。
この展示では、これらの美しい和菓子の他、木型も同時に展示されておりまして、この木型には、固くて目が細かいという理由から、桜の木が使われいるとのこと。
画像は手前から、「桜川」、「熊野桜(ゆやざくら)」、「手折桜」。左奥は、御菓子見本帳、真ん中が木型。このような、何色もの色を用いる押物製の和菓子を製造するときには、色が混じることがないように、箸や筆などを使い丁寧に木型に生地を入れていき、また、明瞭の輪郭を出し、かつ食べやすい口どけになるよう、熟練した菓子職人の技によって完成するとのこと。
桜の開花までと二月ほどでしょうか。一足早く和菓子でお花見、はいかがでしょう。