きんのさかな   7



「おまえ ほんとうに おきさきに なってしまったんだね」 おじいさんは ひざまずいて いいました。
「わたしゃ じょおうになって きゅうでんで くらしたかったんだ。すぐにいって たのんでおいで」
おじいさんは あしをひきずって みずうみに ひきかえしました。