ウミガメの交配



今日、事務所のスタッフにウミガメ薀蓄自慢をしておりましたら、ウミガメが他の種類のウミガメとも交わり亜種が産まれることもある、という部分の矛盾を指摘されてしまいました。現在確認されておりますウミガメの種類は世界でたった7種類。亀崎先生の、「アカウミガメが産んだ卵から孵化した子ガメがどうみてもタイマイであった」、という話が本当だとしたら、数千万年というウミガメの歴史の中で、数え切れないほどの亜種が誕生しているはずではないか、と。「では、滅び行く状況を打破しようと、最近になって他の種類とも交わり子孫を残すことにしたのではないかしら?」との説を出してみたのですが、「どう考えてもそんなはずはない。方向音痴のタイマイ(本来日本では産卵しない)が日本の海岸で産卵をし、それをアカウミガメが産んだと勘違いしたのではないか?」と。私の、薄く浅いウミガメの知識では、皆を納得させることはできませんでした。もしもまた亀崎先生にお話を伺う機会がございましたら、質問をさせていただきたいと思います。