二夜連続
昨日、今日、と仕事ではなく観客としてコンサートへ。
昨日はピアニスト2と、東京オペラシティで開催されました、チョン・ミョンフン指揮、東京フィルハーモニー交響楽団、ベートーヴェンチクルスの第4夜、最終日へ。交響曲の第8番と第9番。席の関係もあるのか、あまりオーケストラの音がばんと届いてまいりませんで、なんとなく薄い印象。第9の合唱はきちんと聞こえましたので、オケの響きの問題でしょうか。
チョン・ミョンフンさんには熱狂的なファンが付いているのですね。地味な8番が終わった時点で、すでに「ブラボー、ブラーボー!」。第9の後などもう大興奮。たくさんのブラボーおじ様+スタンディングオベーション。鳴り止まぬ拍手。本当にいつまでも鳴り止みませんので、失礼をして途中で出てきてしまったほど。帰宅いたしまして検索をしてびっくり。なんとチョン・ミョンフンさん、日本ではあのヨン様と同じ事務所に所属とのこと。
そして、今日。浦和から上野へ移動いたしまして、東京文化会館小ホールで開催されました、スーパーリコーダーカルテットリサイタル、Vol.3へ。
一昨年、同仁キリスト教会でVol.1を聴かせていただいて以来、2年ぶり。隅田川の花火大会の影響で山手線が止まったとかで、少々遅れての開演。相変わらずのとても楽しいコンサート。リコーダー4本だけとはとても思えません、オーケストラにも負けない豊かな音楽。ではありましたが、一昨年と比べますと演奏も、藤田隆さんのトークも、やや真面目、堅い印象が。東京文化会館に漂う“正統派”の雰囲気が、そう感じさせるのかもしれませんが。もっと小さな会場にみっちり詰まって、気楽にわいわいと、皆で楽しみたいような。でも、今日もたくさんのお客様。小さなホールでは入りきれませんものね。
アンコール1曲目は、なんと「アルプスの少女ハイジ」のテーマ曲、『おしえて』。懐かしい。ヨーレローレロヒホー♪と鼻歌交じりで帰途に。歌詞の思い出せないところがございましたので、検索をしてみてこちらもびっくり。大好きな童話作家、岸田衿子さんの作詞だったのですね。