ブラティスラバ世界絵本原画展



まるでサウナの中を歩いているかのような暑さの1日。思いきって行ってまいりました、うらわ美術館で開催中の、ブラティスラバ世界絵本原画展。

ボローニャ国際絵本原画展が新人作家の登竜門であるのに対し、ブラティスラヴァ世界絵本原画展では各国のベテラン作家の作品が一堂に会し、個性を競い合います。

とのこと。原画を見て、その絵を元に実際に出版された絵本を手にとって見ることができるのがとてもいいです。
日本人作家のコーナーには、知人の知人の知人でもある、スロヴァキア在住の絵本作家、降矢ななさんの作品や、先日買い求めました飛び出す絵本、宇野亜喜良さんの「りゅうのおくりもの」の原画が。持っている絵本の原画を見るというのはとても嬉しいもの。チェコの絵本のコーナーには、ヨゼフ・ラダや、イジートゥルンカの作品がたっぷり。チェコの玩具のコーナーもあり、一部にはふかふかの絨毯も敷かれ、木製の玩具で子供達が実際に遊ぶことができるように。一番奥にはチェコアニメを椅子に座って好きなだけゆっくりと観賞できるコーナーも。
さて、おめあてのクバシュタの絵本ですが、展示は少なく4冊ほど。他に、クバシュタではないチェコの飛び出す絵本がやはり4冊ほど。どれも日本語版です。件の、手の平返しの会社所蔵ということで展示されておりました。やはり持ってはいらっしゃるようですね。うーん…。
画像は、1階入り口前に設置されておりました大きな看板。右端の穴から顔を覗かせ、記念写真を撮ることができる、よく観光地にあるパネル形式。通りかかりました、行きも帰りも人だかり。なかなかの人気のようでした。