酒徒



倒れておりませんでしたら飲むつもりでおりましたお酒達。こう並べてみますと、確かに少々飲みすぎだったかもしれません。シャンパン、ワイン、日本酒、焼酎、ビール、リキュール…何でもよく飲んでおりましたものね。ニコラシカなどという、無茶な飲み方に凝っていた時期もございましたし。I先生によりますと、お酒が弱い人は、真っ赤になったり、気分が悪くなったり、酔っ払ってしまったり、で自分の適量というのがわかるけれども、私のように飲んでも顔色一つ変わらないお酒に強い人というのは、それがわからないのでこのようになりがち、とのこと。
でもねえ、酒豪として知られる横山大観は、日本酒を毎日三升飲んでいたにもかかわらず、89歳まで長生き。膵臓の強さが違ったのでしょうが、羨ましい。その横山大観の言葉に、「私は大酒呑みではなく、ただ酒を愛するだけです。酒徒という言葉がありますが、私はそれだけです。」という言葉があるそうな。いい言葉ですこと。「私も」。ご興味がおありでしたら、大観が愛飲したお酒、 『醉心』のサイト内、『横山大観と醉心』を。