屋根裏にハクビシン



週に1,2度事務所にまいります音楽協会の女性は、アメリカ人の若い男の子を一人飼っている、とのもっぱらの噂。社長が、「そんな噂は知らなかった」、と申しますので、本人に、「○○さん、男の子一人飼ってるんですよね?」と訊ねると、「まあ飼っているというほどのことじゃないんだけど。それがやっかいなことになっちゃって」、とため息。興味津々で何があったのかを伺うと、なんでも、その男の子を、自宅とは別に一軒お持ちの横浜の家に住まわせているそうなのですが、その家にハクビシンが住み着いてしまったとのこと。(あ、そういうやっかいでしたか。ふむふむ。)横浜市は保健所で駆除はしてくれるそうなのですが、その後の掃除や消毒、家の補修などは家主持ち。たいへんな出費になりそうで困った、との話。
以前、田舎の家に宿泊した折、ネズミが屋根裏を走り回るだけでも、怖いやら音が気になるやら、で落ち着いて眠ることができませんでした。ネズミですらあの騒がしさ。比べましたらずいぶん大きなハクビシンが屋根裏を走りましたら、どれほどの音がいたしますやら。その男の子もさぞや落ち着かず、眠れぬ夜を過ごしていることでしょう。いやぁ、それにいたしましても今時は、思わぬものが屋根裏に入り込むものなのですね。