整理整頓の一日



今日は母に頼まれまして一日、弟の会社で手伝い。母は、会社で扱っている時計の修理をしているのですが、その為の道具や部品が増えに増えてしまい収拾がつかなくなり、困っているとのこと。整理をしたいのだが、お盆前で修理が殺到していて、その時間も取れない、とのこと。片付ける為の棚は弟が用意してくれてありましたので、それにわかりやすく、取り出しやすく収めるのが私に課せられた任務。
何に使うのかわからない道具も多いので、隣で修理をする母に訊ねつつ、まずは大きなお道具から整理。同じような種類のものをまとめ、引き出しに収めていきます。次いで、小ぶりの道具、そして部品。小さな竜頭から、大きなものは時計の枠まで、いったい何万、何十万パーツあるのでしょうか。母が使いやすいように収納し、引き出しの中が雑然としないように、必要な仕切りのある箱も手作り。引き出しごとにテプラでプリントした「工具」、「○○部品」などのタイトルを貼り付けてまいります。
中でも楽しかったのは、イタリアから届いた時計部品の整理。一つ一つの部品がなんとも美しいのです。時、分、秒それぞれの針、飾りガラス、飾り石、ベルト、中枠、裏蓋などの多くの部品が、デザインごとにまとめてパッキングされ、部品ごとに丁寧に大きな薄紙に包まれてテープで止められ、中に何が入っているかが手書きで書かれております。母が、「イタリア語で書いてあるので、いちいち包みを開かないと中に何が入っているかわからず不便」、と申しますので中を確認し、イタリア語の部品名の横に日本語を記しつつ整理。パーツ数があまりに多いので、この作業、今日は途中まで。また近日中に、片づけの続きをしにまいりませんと。