SWEDISH STYLE 2005   happy style



スウェーデン大使館は、以前にも「デザインエクスプレス」というイベントを見学にまいりましたので今回で二度目。入口ではバッグの実演販売中。会場内にはユニークなデザインの椅子や、ディスプレイが。上記の、軽いランチを済ませると、ちょうど「ハッピースタイルセミナー」なるものが始まるとのことで会場へ移動。入口でココス・トッパルというココナッツたっぷりの優しい素朴な味わいの焼き菓子を手渡され、いただきつつセミナー開始。
Fika
美しい数々のスライドと共に、スウェーデンのライフスタイルを紹介して下さったのは、日本人の奥様とスウェーデン人のご主人、という素敵なご夫婦。写真は、ご主人のお婆さまが日曜日に用意するというフィーカ(Fika/スウェーデンのコーヒータイム)のお菓子。どれもなんて美味しそうなのでしょう。スウェーデンの人々はこの、ゆったりとお菓子とコーヒーを楽しむ時間をとても大切にしているそうで、少なくとも10時、3時、そして夕食後の1日3回、はフィーカを楽しむのだとか。職場でもあたりまえのこと(権利)として認められているのだそうです。
また、ロッピス(LOPPIS/確かOの上にウムラウト)という蚤の市がとても面白いそうで、日本でいうとフリーマーケットのようなものなのだそうですが、屋外ではなく、屋内にあるとのこと。アンティークショップほど高級ではない、がらくたともいえるような品々を扱っているそうなのですが、そこには掘り出し物がざくざく。写真を見ているだけでも素晴らしく楽しそうでした。スウェーデンでは、家の中を新しいものばかりで整えるのではなく、古い物と上手にミックスさせるのが皆大好き、とのお話でした。
スウェーデン大使館
他にも、最近のスウェーデンでのカーテンの流行について。タックを取らないそのままの布を天井から吊るすだけ、というスタイルが増えているとか。ロールカーテンとは違い、一枚の布をクリップなどでとめてあるだけ。天井から吊るすことによって部屋が広く見えるし、そのカーテンの布をテーブルクロスや、カバーリングなどに利用することもできて、模様替えもとても楽。布の上下を縫うだけなので自分で簡単に作れてしまうとのこと。たいへん参考になるお話でした。
スペイン大使館へ行けば、スペインへ行ってみたくなり、スウェーデン大使館へ行けば、スウェーデンへ行ってみたく…。





〆張鶴・純