壮大なる法螺



いつも日記をお読みいただいている知人から、スパムメールについてメールをいただきました。スパムメール。海外から届くものは、日本の物とは傾向が違い、お暇な時には目を通してはその内容に感心される事も多いとか。今までで一番印象に残り、感銘を受けられた…というのが以下にご紹介するメールだそうです。

私はアメリカの弁護士です。 私のかつての顧客にリビアの大臣がいて、1000万ドル 以上の莫大な財産を残しました。 その財産の唯一の相続人は、彼の甥ですが、その 行方が分からず、探しています。 私の顧客の名前は、マホメッド・ヤマダと言い、 もしやあなた、タロー・ヤマダさまが、彼の甥で私が探していた相続人ではないかと 思い、メールしております。 お心当たりがあるならば、至急連絡をください。 

なんとも、お話に夢があってよろしゅうございますね。姓の部分はもちろん変えてありますが、ここにはいかにも日本的ともいえる知人の苗字が入っておりまして、リビア人であるというモハメッドという名前ににその苗字を付けてしまうところがしゃあしゃあとしていると申しましょうか、何と申しましょうか。同じスパムメールでも、私のところに届いておりますちまちました小細工と比べますと、このようなスケールの大きなお話は読み物としても楽しいかと。今まで海外からのスパムメール開封せずに全て捨ててしまっておりましたが、これからは興味深いタイトルのものなどは読んでみる事にいたしましょうか。