ブランドとマーク



先日、ヴィトンの新しいシリーズについて少し触れましたが、それについて大変興味深いメールをいただきましたので、ご紹介を。


『国旗と家紋とルイヴィトンについての考察』

明治時代、
それまでの鎖国が解け、
日本の文化がヨーロッパに広く紹介された時期がありました。
そしてヨーロッパにおいて一大日本ブームが起きます。
ジャポニスムと呼ばれた流行です。
浮世絵に影響を受けたゴッホやモネといった、
いわゆる印象派と呼ばれるアーティストたちが輩出した時代ですね。
ヨーロッパの人々は、その日本人の意匠力に驚きます。
そして、日本人なら必ず持っている「家紋」の、
そのシンプルさと力強い意匠に影響を受けたものの中から、
ルイヴィトンやシャネルのマークが生まれます。
言い換えれば、
明治時代、日本の家紋のデザインがヨーロッパに紹介されなければ、
ルイヴィトンのあのパターンは生まれなかったと言えます。

日の丸には侵略や戦争の歴史があることは承知していますが、
日の丸は世界でもっともシンプルで力強いデザイン!
私はそう思います。

そうだったんですか。ブランドのマークの元になったのは日本の家紋だったとは驚きです。そう考えると日本人のブランド好き、モノグラム好きというのは、その辺りに繋がっていると考えられるのかもしれませんね。