夕方母からメールが入り、銀座で待ち合わせをすることに。

何を食べましょう、と相談をいたしまして向かいましたのは、洋食の煉瓦亭。あれこれ迷って、冬しかいただけないカキフライ、エビグラタン、そして、いつ注文をいたしましても、まるで食品サンプルのような美しさの野菜サラダを。煉瓦亭、大好きです。

お腹いっぱい、コーヒーでも飲んで帰りましょう、と歩いておりますと、ちょうどシネスイッチ銀座の前を通りかかり、タイミング良くレディースデー。観て帰っちゃいましょうか、とパトリス・ルコント監督の最新作『暮れ逢い』を。

音楽はガブリエル・ヤレド。映画の中で繰り返し奏でられる、ベートーヴェンピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」の2楽章。ゲランの香水「ルール・ブルー」の香りを確かめたくなる、映画です。

この時間、お土産のアマンドのキッフェルをエスプレッソと共に。