和門



知人のお誕生のお祝いお食事会で、麻布十番にございます和食のお店『和門』(六本木にある和食店「和門おく山」。上質な日本料理を)へ。
ちょうど訪れる10日ほど前に来栖けいさんのこちらの記事和門(日本料理/麻布十番) [和食] All Aboutを見かけ、高まる期待。
「本鮪石焼き」は舌の上で蕩けるよう。「鯛めし」はおこげが香ばしく、うっかりしていると玉子スープをかける前に一膳食べきってしまいそうな美味しさ。しんじょも、お造りも目にも麗しく、そして美味。
目の前で見事な技を見せてくださる奥山さんはちょっと気難しい職人の親方のような雰囲気を醸しだしていらっしゃる方。この味を解ってくれる人だけが食べにきてくれればそれで良い。解らない人は来ないでいただきたい、とでもいうような強気で自信みなぎる料理人さんでございました。
奥山さん、「その場で美味しい、と言っていただくよりも、暫く経ってからあの味が忘れられない、と思っていただきたい」、とも。「鯛めし」、またいただきたい、忘れられない味です。