カイリー・ミノーグ



早々と昨年末にチケットを購入してありましたカイリー・ミノーグのライブ。震災と東京電力原発事故の影響で海外からのアーティストの多くが来日を取りやめるなか、半ば諦めておりましたところ、予定通り来日とのこと。素敵♫ありがとう、カイリー!
娘と一緒ですので婿に子守をお願いしていざ幕張へ。液状化で街中が波打ったようになっている中をメッセのイベントホールへ。
会場に足を踏み入れますと驚きましたことに7割から8割が国内外のゲイのカップル。世の中にはこんなにも多くの同性愛の方々がいらっしゃるのか、と。日に焼けて肌露出の多い派、スキンヘッドでガタイ良し派、ムキムキ体を鍛えています派、ファッショナブルでちょっとなよなよ派、など同じような志向の方々同士でカップルになるよう。
舞台に近いアリーナだったのですが、周りは抱き合ったりキスをしたりする男性同士のカップルだらけ。長くカイリーのファンではありますが、ライブにまいりましたのは今回が初めて。カイリーのファン層というのはこういった方々が中心だということをこれまで知りませんでした。
さて、いよいよカイリー登場。強い余震も放射能も心配な状況のため、約束通り来日してくれたことが嬉しくて思わずうるうる。ヨーロッパ公演と比べますと舞台装置などは簡略化されておりましたが、それでも素晴らしい構成のライブを大満喫。
舞台の上のカイリーはまさに『アフロディーテ』。美しくて、可愛らしくて、そして自然体で。パフォーマンスもドルチェ&ガッバーナの衣装も最高。Thank you! KYLIE! そして、子守を引き受けてくれた婿、ありがとう。