横柄な孫二



笑顔の再会を果たした兄弟。ニコニコ笑顔で抱き合ったものの、あっという間にいつもの関係に。
せっかく綺麗に並べた線路を孫二に壊されてへぐへぐ泣きながら「だめー、やめてー」と怒る孫一。仕返しとばかりに、大人の見ていない隙をついて孫二のほっぺに噛み付く孫一、泣く孫二。それでも常に二人でくっついて、喧嘩したり笑ったり。
孫二、思っておりましたよりもずっと元気そうで安心しました。発疹はまだ出ているものの、入院する前はずっと悪かった機嫌もすっかり良くなり、食欲もまずまず。
でも孫二、ちょっと我がままになって戻ってまいりました。入院中、ほとんどの時間を母親の抱っこか、看護婦さんの抱っこで過ごしたという孫二。「あっ」、と両手をさし出して、皆に繰り返し抱っこをせがみます。機関車のおもちゃを貸してくれないお兄ちゃんに向けて、トイレットペーパーの芯を何度も投げつけて爆撃。可哀想な僕なんだから、何でも思い通りにしてもらってあたりまえだろ、という横柄な表情です。
いつまでも、そんな甘えは許されませんよ。