回らない風車



急に思い立ち、風車を作りました。
色画用紙を切り、割り箸に針金を巻き付け、ストロー、穴を開けた色画用紙を組み立てて、完成です。
ふーっ。息を吹きかけても回りません。もう一度。思い切り息を吸い込み、ふーーーーっ!!あ、なんとか少し動きました、ふーーーーーーっ!!!過呼吸になりそう。どうして、何がいけないの。酸欠気味の脳内BGMは由紀さおりの『手紙 』。「何が悪いのか、今もわからない。だれのせいなのか、今もわからない…♪」。
手で回してみるとしゅるしゅると音が。摩擦低抗というのでしょうか、あちこち当たって動きが悪いようです。改善の余地、たっぷりあり。
それでもせっかくなので孫一に見せてあげようと保育園のお迎えに持って行きました。「かざぐるま、ちょっと失敗しちゃったのよ。こんどもっと良く回るの作ってきてあげるからね」、と手渡すとそれでもとっても嬉しそうな孫一。「あれー、おかしいねえ。まわらないねー」と言いながらも、回らない風車を大切そうに掲げて歩いてくれております。
そして、冬は“赤坂のシベリア”、と呼んでおります檜町公園を歩いておりますと、ミッドタウンからの突然の強いビル風。しゅるしゅるしゅる…、わ、回りました。びっくりしながらも、喜ぶ孫一。良かった。強風で壊れそうになりながらも凄い勢いで回っています。綺麗。
でもやっぱり、そよ風でも回る風車が作りたい。ということで、今日は折り紙、大粒ビーズ、ストローなどを仕入れてまいりました。明日、時間があったら作ってみることにいたしましょう。「あおいのがいい!」、というリクエストがありましたので、青の折り紙で。