『女装する女』



ミッドタウンのd-laboで、湯山玲子さんのセミナー、『女装する女オトコとオンナ 草食と肉食の明日はどっちだ!』を聴講。
たいへん興味深いお話で、たくさん刺激をしていただいてまいりました。
予定しておりました時間を大きくオーバーし、2時間40分、ずっとマシンガントークでしたので、伝えていただいた情報量というのはとてつもないのですが、例えば一つ。

何故女性向けの風俗は成り立たないのか。ホストクラブに実際行ってみたが、非常につまらない。お馬鹿さんばかりで話ができない。こちらが笑わせてあげたりしなきゃいけない。銀座のクラブも同じだそうだが、男性は若くて綺麗な女の子なら許しちゃう。でも女はそんな男を求めてはいない。そこで、今考えているのが、文化系男子のカフェ。大手広告代理店が仕事がなくて、文化系男子が大量に余っている。カフェにそういう男子を集めて、相手をさせる。本は読んでいるし、映画は観ているし、話はむちゃくちゃ上手い。カフェでゴダールについて語ることができる。いいでしょ?

とてもいいです。
坂本龍一氏がたいへん気に入り、まとめ買いをして友人知人に配ったとか。

女装する女 (新潮新書)

女装する女 (新潮新書)