みんなでビスコ



先日、母から「Kに渡して」、とグリコの5枚入りの白ビスコを一袋手渡されました。その日は会社帰りに保育園のお迎えにまいりましたので、保育園を出たところで孫一に渡すと、嬉しそうに受け取り、大切そうに持って歩いておりました。
そして、檜町公園を抜けて帰ろうといたしましたところ、孫一は突然芝生広場の真ん中にぺたりと座り込み、私にも隣に座って、と。もうすでに日が落ちて暗い公園の芝生に二人で座り込み、「開けて」というのでビスコの袋をあけると、5枚のうち1枚は自分に、そして「ばあば(もどうぞ)」、と袋を差し出すではありませんか。まあ、嬉しい。ありがとう、といって私も1枚食べると、あとは「ママ(に持って行ってあげる)」、と。
帰宅して夕食を済ませ、ビスコの袋を出すと、ママに一枚、自分に一枚。そして最後の一枚を、「どうする?」と訊くと、「ばあば」、と。うーん、ちょっと前までは5枚あったら5枚自分で食べたがったのですが、こんな心遣いができるようになったとは、成長したものです。
ビスコ、グリコの小麦胚芽入りクリームサンドクラッカー、大好きです。まだお試しではない方はぜひ一度。