すっかりお兄さん



一時期荒れておりました孫一ですが、様々な思いに折り合いをつけつつあるようです。
孫二に授乳をしようとすると、孫一は真剣な表情で、「ガーゼ、ガーゼ」と言いながら慌てて探し、大急ぎで娘に「はいっ」と渡します。
孫二のオムツをチェックし、「あ、うんちが出てますねー」、と言うと、孫一、走ってさっとオムツを持ってまいります。頼まなくても、ちゃんとお尻ふきまで。自分もまだオムツが取れていないのに、その一生懸命な姿を見ているとおかしくて。二種類の紙おむつが並んで置いてあっても、絶対に弟のオムツと自分のオムツを間違えないのがたいしたものです。
孫二をお風呂に入れる時には、孫一は「見るー、見るー、見るー」と大騒ぎ。今はまだベビーバスを使いキッチンで入れているのですが、脚立を出してあげると孫一はそこに上がって身を乗り出してチェック。掛け湯の用意を忘れていたりすると、娘に指摘したりも。子供の頃からほわーっとしておりました娘と比べますと、なんだかとってもしっかりもの。
まだ心が揺れることもあるようですが、小さな弟を嬉しそうに見つめ、抱っこをし、頬ずりをし、キスをし、と、優しく、面倒見の良いお兄ちゃんになりそうです。