1歩歩いた孫は、あっという間にてけてけと部屋の中を小走りに近いスピードで歩き回るように。何かを持って歩く、とちょっと高度な技も習得したようで、右手に網杓子、左手に粉ふるいを持ち、てけてけ。ちょっと危ないんじゃないかしら、と思いつつ見ておりましたら案の定バランスを崩して床にパタリ。痛さに耐えつつ、泣こうかどうしようか迷っているようなので、しらんぷりしておりましたら、すっくと立ち上がりふたたびてけてけ。部屋の隅で巻尺を見つけると、網杓子を置き、粉ふるいの中に巻尺を入れ、捧げ持ちながら部屋中を笑顔でてけてけ。僕、こんな事ができるようになったんだ、という喜びがこちらにも伝わってくるよう。
言葉の方は、「ママ」とはっきり発音はするものの、必ずしも母親のことを「ママ」と呼んでいるのではなく、大人は皆「ママ」。パパもママ、祖母もママ。とりあえず何か大人に解決して欲しいときには、「ママー!」。そして、保育園の先生によると、お友達は全員、「だいちゃん」、なのだそうです。だいちゃん、というお友達は確かにいるのだそうですが、Jちゃんも、S君も、とりあえず子供は皆「だいちゃん」。大雑把なくくりで生活をしているようです。
※画像は、マザーグース、Ding, Dong, Bell.のポップアップ。