ティサネリア、再び



お茶券をいただきましたので、サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリア銀座店へ。またまた楽しいひと時でございました。
注文いたしましたのは、本日のティーと、季節のタルト。まず運ばれてまいりました、エルダーフラワー(スイカズラの一種だそうです)、カルダモン、ジンジャーなどがたっぷりで体が温まるというお茶は、いただいてみますと、まるで体に良い薬膳のスープのよう。少し喉が痛く、風邪気味だったのですが、飲み始めて暫くいたしますと本当に体がぽっぽと温まってまいります。そして、本日の試食のコンポートは砂糖を一切使用していないというリンゴと桃のコンポート。酸味と甘みが素晴らしいです。砂糖を使わなくてもこんなに甘いなんて、きっとそのままいただいても甘みたっぷりで美味しい林檎と桃が使われておりますのでしょうね。
画像は、鳩麦入り栗と蒲公英の根のタルト。栗とダンディライオンタンポポの根)がたっぷりのタルト。蜂蜜とお豆腐のクリームが添えられ、プレートは蜂蜜、チョコレート、アーモンド、干し葡萄、干し無花果、そして紫芋のパウダーで飾りつけ。この蜂蜜、たしか説明の折に「栗の蜂蜜」と聞いたような。気になり、店長さんと思しき男性に伺いましたところ、「はい、栗の花の蜂蜜です。今、テースティングをお持ちしますね」、と。タルトと一緒ですとはっきりとはわからなかったのですが、花粉が多く含まれているとかで、微かな苦味があり舌にとろり濃厚。これは初めての味わいです。とても美味しい。
この時、一緒に出してくださったリキュールにつきましては明日。