Yosuke Onuma  Live “Beautiful Day”



雑誌『エスクァイア』の読者招待に当選し、昨夜はギタリスト小沼ようすけのライブを聴いてまいりました。ドラム、スティーヴ・フェローン、ベース、リンカーン・ゴーインズ。ジャズとサーフ・ミュージックの融合とのこと。フュージョンというのでしょうか、普段あまり聞く機会のない音楽をたっぷり2時間半。
こういった音楽をあまり聴きなれてはいないのですが、なんと申しましても、小沼ようすけさんのテクニックの凄さにはびっくり。まさに超絶技巧。早弾きでは、音色を少しも損なうことなく、恐ろしいほど指がよく回りますし、潮の香りが漂ってくるかのようなゆったりとしたソロも、耳に心地よく、思わずうとうとしてしまったほど。
会場は草月ホール。なかなか味のあるよいホールではあるのですが、誰か1人がのりのりになってしまうと、座席が連結しているものですから、一列全員がのりのりになってしまうのです。やはりジャズはライブハウスでゆったりと、(ノンアルコールの)カクテルなどいただきながら、聴きたいわ、と。