六本木ヒルズ クリスマスマーケット




六本木ヒルズのサイトによりますと、

本場ドイツを思わせるクリスマスマーケットが登場。豪華な装飾が、心躍るクリスマスを演出します。かの有名なケーテ・ウォルファルトの東京初出店をはじめ、六本木ヒルズ内の店舗もクリスマスグッズを販売。スパイスの効いた温かいグリューワインやソーセージなどを味わいながら、ワクワク感溢れる新しいクリスマスを体験してください。

とのこと。おお、素晴らしい。昨年、ドレスデンライプツィヒザルツブルクなどのクリスマスマーケットを訪れる機会を持ち、すっかりクリスマスマーケットのファンになってしまいました私といたしましては是非とも訪れねば。娘が来週、ピアノの実技試験を控えているため本日も子守だったのですが、娘のところへまいります前に、六本木ヒルズに寄り道をしたしまして、今日から始まったクリスマスマーケットをちらっと覗いてみることに。
でも…確か、ケーテ・ウォルファルトは、これが東京初出店ではないような。昔、高輪(品川)にございましたケーテ・ウォルファルトで、煙出し人形やクリスマスのオーナメントを買いもとめたことがございましたし、その後も松屋銀座で数年間クリスマスシーズンに出店しておりましたし。もしや、あのケーテ・ウォルファルトと、今回のケーテ・ウォルファルトは別物なのでしょうか。もしくは、触れられたくない過去があるのだったり。はて。
確かに、今回マーケットに並べられた品々を見ますと、以前ケーテ・ウォルファルトで扱っていた品々と比べて品質がやや劣っているような気もいたしました。ちょうど通り掛かった時にレジで会計をしておりました女性も、「全てがドイツ製ではないのですね」、と質問をしておりまして、それに対してスタッフは「そうですね。ドイツ製ではないものもあります。価格の安いオーナメントなどは、ほとんど中国などで作られたものですねえ」、と。ほう。
奥に進みまして、ウェストウォークの吹き抜けには、高さ5メートルのクリスマスピラミッド(※画像)も。
ドイツ大使館のサイトによりますと。

ロウソクの熱気流でプロペラを回し、降誕劇の人形のステージが静かに回転するドイツの伝統的なクリスマスオーナメント。エルツ地方の主産業であった炭鉱現場をきれいに飾った物がクリスマスピラミッドのはじまりとも言われ、現在は、屋外に町ごとに特徴のある大きなクリスマスピラミッドが建てられています。

とのこと。
昨年、ドレスデンのクリスマスマーケットで見ました14メートルのクリスマスピラミッドが、現在世界で一番の高さとのこと。見上げて思わず微笑んでしまうほど、それはそれは見事なものでした。六本木ヒルズのクリスマスピラミッドは、小振りながら丁寧に作られておりますし、上部の羽がくるくる回る様子は見ていて楽しいもの。ただ、思いましたのは、木の温もりを感じることのできるこのクリスマスピラミッドや、クリスマスマーケットは、なんとなく金属の冷たさを感じます六本木ヒルズの建物よりも、内装に木が多用された東京ミッドタウンの雰囲気にこそ合うような気が。何度通りかかりましても、切子のツリーはミッドタウンには合っていないと思うのです。来年あたり、東京ミッドタウンでも、ドイツ風のクリスマスマーケットが開催されないでしょうか。なんて、なんですかぶつぶつ煩いお節介おばあさんのようですわね。
今回はお昼にさっと見ただけ。夜はおそらくもっと雰囲気があって素敵でしょう。次回は日が落ちましてから、是非ゆっくり訪れてみたいです。