買い物



頼まれ物のお土産物などを、ドゥオモ近くのガレリアで購入。母には希望通りプラダのバッグ、婿にはナラ・カミーチェのシャツとネクタイ。父にはベンツのショップで見かけたTシャツ。イタリア土産にベンツのTシャツ。すまぬ、父よ。その後、デパートなども一通り見てみましたが、ユーロ高もあってか、なんでも東京よりもお高いぐらい。
一度は見ておいたらいいかもしれない、とのことで、モンテ・ナポレオーネ通りというブランド街へも。見かける車は超高級車。ここで初めて、いかにも本物のお金持ち、といった感じのちょい悪おやじと美女のカップルや、これぞミラノ・マダムといういでたちの女性を。ファッションの街ミラノも、普通に街中で見かける人たちはジーンズにTシャツといったラフな装いの人がほとんどなのです。
ミラノで、ほう、と思いましたことの一つが、カップルのバランスが見事に取れていること。連れ立って歩いている男女のファッション、身のこなしなどがとても似ていて、見事なほど統一感があるのです。日本のように、ヒップホップ系のお兄ちゃまに、巻き髪にふりふりファッションのお譲ちゃま、というようなアンバランスな組み合わせは皆無。ピアニスト1によりますと、一つには、こちらははっきりとした階級社会でクラス分けが明確なので、同じ階級同士でカップルになるからではないか、とのこと。なるほど。