山の虫、街の虫



先日のこと。事務所の入っております建物の中で見慣れぬ虫と遭遇。最近目が悪くなりよく見えないので近づいてみますと、素早く踵を返したかと思いましたら、ぴょんぴょん跳ぶ跳ぶ。ぎゃああ、怖いです。壁にかつんかつんとぶつかりながらジャンプ。キャー。
疲れたのか少し動きが落ち着いたところで再度近づき姿をよく見てみますと、茶色いバッタのような姿ながら、体に比べてながーい脚とながーいひげ。そして再びジャンプ。そのままにしておける場所ではなく、気の毒とは思いましたが、殺虫剤と掃除機で退治。
あまり見たことのない虫でしたので、インターネットで名前を確認することに。右手でマウス、顔の前に持ってきた左手の指の隙間からおそるおそるディスプレイを見ながら検索をいたしましたところ、判明。カマドウマ。どうやら都会のビルに生息するような虫ではなさそうです。
そういえば、ミッドタウンに面した道を歩いておりましたら、モンシロチョウとは少し違う白い蝶が顔の周りを飛びまわり驚いたことも。もしかしたら、遠い山から運ばれミッドタウンに植栽された木々に付いてきてしまった虫達、かもしれません。