プチ・バブル



先日、3週間ほどの間に700万も販売価格がアップしてもしやバブル再来か?と書きましたマンション。昨日、前を通りかかりましたらちょうど「オープンルーム」を開催しておりまして、一度は通り過ぎたものの、やはり気になり戻って見学をしてみることに。不動産屋さんに、疑問に思っておりました点を色々と伺ってまいりました。
まず、ほぼ同じ間取り、条件の部屋にもかかわらず、続けて売りに出た二つの部屋に大きな価格差があるのは何故か。それは短期間に値上がりしたわけではなく、改装方法の違いからなのだそうです。このマンション、建物自体は古いものの、今回見学いたしました部屋の内装はまるで新築マンションのよう。聞けば、「スケルトンからのフルリフォーム」、をした物件だそうで、コンクリートの枠だけを残して中を全部一度取り除き、全て一から作り直したのだとか。そう、あの、「大改造!!劇的ビフォーアフター」、のような大改装をしたお部屋なのだそうです。一方、先に売りに出ていた部屋は、表層リフォームといって、見た目をきれいにするだけの改装。それが、数百万の価格差になっているとのこと。
そして、東京はまたバブルなのか?確かに東京全域で不動産価格は上昇傾向にはあるとのこと。ただ、今回は“プチ・バブル”と言われていて、以前のバブルのようなことにはならずにすぐに収まるであろうと考えられているとのこと。今は、特に品川区などの湾岸地域、青山、そしてミッドタウン周辺が、数年間に比べて倍近くまで上がっているのだそうですが、この状況が続くのは今年の秋までであろう、とのこと。なるほど。諸々の?がすっきり。