傍若無人



走り回る3人のお子達を、思わず足を出して転ばせてあげようかと思ったほど。昨日立会いましたピアニスト1のミニコンサート会場は、あるビルの、大きな吹き抜けのある眺めのよいロビー。昨日はひじょうに騒がしい7、8歳の子供達が走る、叫ぶ、エスカレータを駆け上る、逆行する、ソファーに土足で立つ、と目に余る傍若無人な振る舞い。近くに父親がいながらどうして注意をしない?と腹がたつこと腹がたつこと。
普段でしたら、子供の肩を掴み、目に怒りを込めながら口もとはにっこりと、「もう少し静かにしましょうね。回りの方々にご迷惑よ」、と声をかけるところなのですが、主催者側から、「あくまでもロビーは公の場であり通路。コンサートがメインではなく、ロビーでコンサートもしている、ということで騒がしいこともあるかと思いますがご容赦を」、との話をいただいておりますので、ぐっと我慢。ピアニスト1は百戦錬磨ですので、その程度のことではまったく動じないのですが、せっかく聴いてくださっているお客様達がとても迷惑そう。
お父様ね、演奏を真剣に聴いてくださっていたのはありがたいですが、周囲の方々からの批難の視線を感じませんでしたでしょうか。あなたがびしっと注意をしなかったら、子供達はあのような場であのような振る舞いが許されるのだと思ってしまいますでしょう。将来困るのは、あなたのお子達だと。