Asta Pulkkinen




昨年末にプレゼントしていただいた、フィンランドのアスタ・プルキネンという画家のデザインによる、木製の小物入れ。木箱の彫りなど、歪んでいたりもするのですが、素朴でとても美しい小箱。PCの横に置き、メモリーカードなどの細々としたものを整理するのに使っております。
小箱を開ける度に目に入りますのが、ワンタイムパスワード用のトークンという機械。一分に一回、6桁のパスワードを延々表示し続けているのです。そのパスワードを使いますのは年に数えるほどですのに、箱の中で黙々とパスワードを表示し続けている。その健気さがなんですか切なくて。