クリスマススーパーダブルショートケーキ



夕食を終えました頃、中学一年の甥っ子がクリスマスケーキのお裾分けを届けてくれました。実家では明日クリスマスパーティーの予定なのですが、弟のところは今日がパーティーだったそうな。

私:「わ、美味しそう。ありがとう。いつものニューオータニの?」
甥:「そう、でも今年のはちょっとやばいんだ」
私:「え、どうやばいの。」
甥:「食べればわかるやばさ」
私:「もしかして、ものすごくお高い?」
甥:「うん、食べて。凄いよ。食べればわかると思う。」
私:「うん、わかった。いただきます。ご馳走様。ありがと。」
甥:「はい、じゃそういうことで。どうぞご賞味ください。」

わはは、ご賞味くださいだなんて。中学生なのに、いつもちょっとおやじっぽい甥っ子です。で、甥っ子が帰るとすぐに、ニューオータニのサイトをネットで検索。見ーつけた。これだわ。Patisserie SATSUKIのクリスマススーパーダブルショートケーキ。お値段、我が目を疑う¥21,000也。母には、「このケーキ、ホールで21000円ですってよ。2万のケーキなんていったい誰が買うのよ、って思うけど、K(弟)みたい人間が買うんだわね」と。
紅茶を淹れて、いただきました。美味しゅうございました。ずっしり、食べ応えあり。バランスよし。暫くして感想を聞きにきた甥っ子によると、自分で、「この後、プレゼント三回分いらないから、今年はどうしてもこのケーキにしてほしい」と頼んだのだとか。そうでしたか。豪華なケーキをみんなに食べさせたかったよう。おば様、その気持ちが嬉しいわ。帰り際に、「もう来年以降、二度とこんなケーキを見ることはありませんから」、と。はい、はい。おかげさまで、よい経験を、贅沢を、させていただきました。ありがとう。